JCD・一般社団法人 日本商環境デザイン協会 四国支部

SHIKOKU・DesignFusion2017報告   

2017年1月23日

1月21、22日SHIKOKUデザインフュージョン2017が寒空の中、高松レッツホールにて開催されました。今回で2回目となりJCD、SDA,JIA,KDA,協力日本グラフィックデザイナー協会と5団体が結束し合同パネル展、オムニバスドキュメンタリー映画、スープのサービス、トークセッションと2日間のイベントのために、たくさんの関係各位が関係し新しい人間関係も生まれ各団体間の結束力がついてきたように感じました。

21、22日のオムニバス映画「もしも建築が話せたら」世界の名監督6人が描くストーリー、建築は文化を反映しており、社会を映し出す鏡である。時代における街を象徴する建物を6人の監督がそれぞれの角度で、文化的建築と人々との思いで関係性を共有するストーリー展開で作品の中では、とくにロバートレッドフォード監督の作品はいい感じを受けました。

22日のトークセッションはドームのフロアもデザインされた、川島先生夫妻も来場され、都市計画家松原永季×建築家清水泰×グラフィックデザイナー藤本誠3名のローカルだから何ができるのか、四国は社会とどう関わって行くのかについて論じていただきました。
まずは映画の感想に始まり、四国の祈り文化の大切さ、四国の瀬戸内側と太平洋側の違い、一村一品運動、ローカル観光、インターネット発信は足元のしっかりとした考えを持つこと、デザインは引き算するとクリアー感がでる、ローカルから発信するには人作りが大切プロデュースできる人を地方が育てる環境が大切・・・熱弁が続き時間が延長するハメとなりました。

合同懇親会は20名近い参加者で、美味しい中国料理と熱い紹興酒でイベントの疲れを癒し楽しい会となりました。今回準備のために苦労されました、SHIKOKUデザインフュージョン実行委員会の皆様大変お疲れ様でした、また当日参加していただけました方々にも感謝申し上げます、第3回も開催されることと思います、今後ともよろしくお願い致します。

記 四国支部長・長尾勝彦